法律の構成と種類を考えましょう

法律とは社会に生きる人のルールと言えます。
一方、社会を構成するものは自然人だけではありません。
抽象的ですが関係する概念として国家があります。
国家と人との関係は公法という形で現れます。
最も重要なものは憲法です。
憲法は権力をもった国家が刑罰や課税を恣意的にしたことへの人民の抵抗が基本になっています。
人権に関する憲章です。
社会を構成する人の基本的人権とそれを守る統治機構が定められています。
憲法は自ら最高法規と定めており、権力者の暴走を抑制するため、憲法に抵触する法律は無効とされます。
それ以外に刑法をはじめとする国家と社会を構成する人の関係を定める法律があります。
国家の保護しようとする国民の権利が侵害された場合、刑罰をもって権利を保護します。
さらに、それには憲法の定める裁判や刑事訴訟法の定める被疑者などの権利が守られる手続きが定められています。
一方、人と人の関係を規制するのが民事法です。
契約関係者だけでなく他人の権利を侵害した場合、損害賠償ができるのが民法です。
また、その手続きを定めたものが民事訴訟法です。
このように法律は、社会の諸々の構成員の権利を守るルールです。